@article{oai:hokkyodai.repo.nii.ac.jp:02000010, author = {長尾, 智絵}, issue = {1}, journal = {北海道教育大学紀要. 基礎研究編}, month = {Jul}, note = {本研究は,日本の音楽教育史における絶対音感教育の先駆がハリストス正教会の合唱指導にあったことを再確認することを目的とする。日本の音楽教育史では,日本における絶対音感教育は1930年代に突如始まったとするのが定説であるが,その先駆はハリストス正教会の合唱指導にあったということを中村理平氏(1932-1994)が指摘している。そこで氏の著書『キリスト教と日本の洋楽』(1996,大空社)で引用された資料3点がもつ意味を改めて分析する。その結果,氏が最も重要な資料だとして取り上げた「筆者不明」の小論を執筆したのは,山田耕筰の従姉にあたる高橋五子であり,小論は彼女の実体験に基づくものであることがわかった。これによって,筆者を知らないまま中村理平氏が出した,絶対音感教育の先駆がハリストス正教会の合唱指導にあるという結論が,より確かなものになった。}, pages = {85--93}, title = {日本における絶対音感教育の先駆としてのハリストス正教会の合唱指導 : 研究史の整理を中心に}, volume = {74}, year = {2023} }