@article{oai:hokkyodai.repo.nii.ac.jp:02000095, author = {松下, 裕幸 and 北村, 博幸}, issue = {2}, journal = {北海道教育大学紀要. 教育臨床研究編}, month = {Jan}, note = {本研究では,実行機能のトレーニング研究の現状と課題を考察した。実行機能の要素に焦点化された直接的トレーニングによって,要素固有の高いトレーニング効果が得られることが示唆された。また,教育現場における包括的トレーニング研究によって,感情や認知の抑制が発達し,感情や認知,行動調整が促進されるとともに,プランニング能力や推論能力が発達することが示唆された。さらに,言語発達の視点からのトレーニングをカリキュラムに統合することやカリキュラムに,いくつかの明示的な指導を組み込むハイブリッドなアプローチが効果的である可能性が示唆された。今後の実行機能のトレーニング研究においては,児童期以降の子供を対象にするとともに,長期的で包括的なカリキュラムに,実行機能のクールな側面や,それに関連する感情や認知制御,言語等のいくつかの明示的な指導を組み込んだハイブリッドなアプローチの効果を検討していく必要がある。}, pages = {29--44}, title = {実行機能のトレーニングに関する研究の現状と課題}, volume = {74}, year = {2024} }