@article{oai:hokkyodai.repo.nii.ac.jp:02000105, author = {高瀨, 淳也 and 梅村, 拓未 and 今, 竜一 and 中島, 寿宏}, issue = {2}, journal = {北海道教育大学紀要. 教育臨床研究編}, month = {Jan}, note = {本研究は,北海道のへき地小規模中学校に勤務する初任段階の保健体育教員を対象に,日ごろの体育授業を行う上での「楽しさ・やりがい・充実感」や「難しさ・大変さ」に関する質問を行い,その回答を分析した。その結果,生徒一人一人の学習の様子を把握しやすく,その生徒に合わせて指導や支援がしやすいこと,生徒との良好な関係を築きやすいことが,やりがいや楽しさにつながっていると考えられた。一方で,少人数のために複数学年での体育授業を行うことが多く,1時間の授業で複数学年の学習目標や評価などを行うことが経験の浅い初任段階の教員には大きな負担になっていることが明らかとなった。また,生徒間の技能差が大きく,生徒同士での学び合いが停滞する傾向があり,このことが体育授業の難しさや困難さにつながっていることも示唆された。さらに勤務する学校に相談できる同僚がいなかったり,へき地小規模中学校を対象にした研修の機会が少なかったりという状況があり,へき地小規模校の初任段階の保健体育教員に,どのように体育授業の情報や研修機会を提供していくかという課題が浮き彫りになった。}, pages = {167--174}, title = {北海道のへき地小規模中学校に勤務する初任段階の保健体育教諭の実態調査}, volume = {74}, year = {2024} }