@article{oai:hokkyodai.repo.nii.ac.jp:02000202, author = {石森, 広美}, journal = {北海道教育大学大学院高度教職実践専攻研究紀要 : 教職大学院研究紀要}, month = {Mar}, note = {本稿は、小学校外国語活動の意義について考察することを通して、外国語活動・外国語教育のあり方を検討することを目的とする。外国語教育の早期化と教科化により、小学校外国語導入時の本義であった国際理解や異文化への寛容な態度の育成から、その力点が徐々に英語運用能力へと移行している状況が確認される。そこで本稿では、小学校外国語の意義について改めて問い直す。教育課程特例校として低学年の外国語活動を実践するA校とB校の事例を用いて、外国語活動が児童にもたらす利点や教育的意味について考察する。リズム感や身体性を活かして楽しく外国語に慣れ親しませることはコミュニケーション能力の基盤形成に寄与するが、異文化や世界への関心をもちながら多様な人々とコミュニケーションを図ろうとする肯定的姿勢を涵養するためには、考慮すべき諸課題も提起された。系統的指導や教員の配置、発達段階に応じた指導法の工夫の重要性についても明らかとなった。}, pages = {15--27}, title = {小学校外国語活動の意義と課題 : 教育課程特例校の実践に着目して}, volume = {14}, year = {2024} }