@article{oai:hokkyodai.repo.nii.ac.jp:02000222, author = {上運天, 美都子 and 杉本, 任士}, journal = {学校教育学会誌}, month = {Sep}, note = {本研究では、イマージョン教育校向けの英語版「SOSの出し方」授業を設計し、Zoom利用の遠隔ティーム・ティーチングによる授業実践を行い、その成果と課題を検証した。授業では、生徒が日常の悩みを共有するロールプレイングを通して、身近な大人にSOSを出すための具体的な行動レパートリーを知ることを目指した。また、イマージョン教育の目標は、言語習得だけでなく自分と他者の違いを認めて尊重し、多様な人々と協働できる能力を身につけることも求められている。他者理解・他者受容の観点から、自分自身が友人のゲートキーパーとなることや、友人をゲートキーパーとして受け入れることなど、「ゲートキーパーの役割」を理解することも目標とした。アンケート調査の結果より、本授業実践は、多くの生徒にとって有益であり、心の危機や強い精神的ストレスに対処するための行動レパートリーやゲートキーパーとしての理解が向上したことが示唆された。しかしながら、自分の悩みの言語化や大人への相談に否定的な回答をした生徒もおり、授業改善の必要性も認められた。}, pages = {30--39}, title = {英語版「SOS の出し方」授業による生徒支援 : 遠隔ティーム・ティーチングによる実践}, volume = {26}, year = {2023} }