@article{oai:hokkyodai.repo.nii.ac.jp:00006858, author = {林, 美都子}, issue = {2}, journal = {北海道教育大学紀要. 教育科学編}, month = {Feb}, note = {心理学初の国家資格である公認心理師の試験が2018年9月に初めて実施されるなど,近年,心理学をめぐる状況は大きく変化している。これまで主に文系の学部で扱われてきた心理学教育であるが,今後は理系に波及していく可能性がある。理系学生を相手に心理学教育を導入するにあたって,彼らの心理学に関するイメージを把握することで,より適切な教育を提供できる可能性が期待できる。そこで本研究では,理系の大学生を対象に,学問イメージ尺度(林,2013)を用いて,文学,数学,心理学の各学問イメージを測定し比較した。文学は文系科目,数学は理系科目,心理学はその中間ぐらいの学問としてイメージしている点は文系の学生と同様であったが,文系の学生が数学をとっつきにくい学問であると考えている(林,2013)のに対し,理系の学生は,数学はとっつきやすいが文学と心理学はとっつきにくく,上品な学問だとイメージしていることが分った。これらの結果から,理系の学生に対しては,人間の心に関するさまざまな現象に関してパターン化したり法則化したり数式化したりする,心理学の数学的な側面を紹介することにより,スムーズに導入できる可能性が示唆された。}, pages = {43--48}, title = {心理学は理系か文系か(2) : 理系大学生を対象としたSD法学問イメージ調査}, volume = {70}, year = {2020} }