@article{oai:hokkyodai.repo.nii.ac.jp:00006862, author = {細谷, 一博 and 清水野, 朱 and 米田, 真緒}, issue = {2}, journal = {北海道教育大学紀要. 教育科学編}, month = {Feb}, note = {本研究では,公立小学校の通常学級に在籍する3年生の児童(21名)を対象に,給食場面における触察体験を含む障害理解授業を6回実施し,その効果について検討した。本研究における触察体験は,硬貨の弁別や靴の左右などの触察体験と実際の学校給食場面を活用した食事行動のシミュレーション体験を取り入れた。食事行動場面では,支援者と当事者の2つのグループに分かれて行い,支援が必要な行動と支援が必要のない行動に気が付くことができるよう授業を実施した。その結果,授業の実施前後で実施した障害理解教育アンケートの「態度形成の段階」において,有意な差が見られたが,その他の段階においては,差が見られなかった。また,給食場面の絵を用いて,視覚障害者が自らできると判断できる行動を把握し,授業前後及び1ヵ月後の3回にわたり把握した結果,授業前に比べて多くのできると判断される行動が見られた。しかし1ヵ月後になるとその傾向は減少したため,継続的な取り組みの必要性が示唆された。}, pages = {89--97}, title = {小学生を対象とした触察体験を用いた視覚障害理解学習の効果}, volume = {70}, year = {2020} }