@article{oai:hokkyodai.repo.nii.ac.jp:00006906, author = {芳賀, 均 and 大野, 紗依}, issue = {1}, journal = {北海道教育大学紀要. 教育科学編}, month = {Aug}, note = {大学の授業等の場面において,学生の学習意欲の高い状態が見られることがしばしばある。演習や実践体験を含む活動の際には特に,学生の学習意欲が高いことを筆者は感覚的に捉えていたが,より学生の学習意欲を引き出す大学の授業づくりの参考にするため,そうした様子の記されたアンケート結果等の資料を蓄積してきた。本稿では,学生の言葉を分析し,授業や活動のどのような内容が学生の学習意欲に関係していたのかを検討した。その結果,大学における学習に学生が目的をもっている場合は役立つ授業を行うこと,目的をもっていない場合は楽しい授業を提供すること,断片的な知識を教授するのではなく学生が価値観や物事の見え方の変容を実感できるようにすることの3点を考慮することで,学生の学習意欲を高め,内容を身に付けねばならない科目については積極性を,資質を養っていくことに資する活動等については自律性を高めながら学習することに近付ける可能性があることが示唆された。また,教員が総合性や教科横断的な視点をもって指導に当たるように配慮する必要性も考えられる。}, pages = {45--60}, title = {学生の学習意欲と演習・実践体験の内容についての検討}, volume = {71}, year = {2020} }