@article{oai:hokkyodai.repo.nii.ac.jp:00006908, author = {寺田, 明矢子 and 木村, 育恵}, issue = {1}, journal = {北海道教育大学紀要. 教育科学編}, month = {Aug}, note = {本稿では,仕事も生活も含めた生涯にわたるキャリア形成を展望していくための看護専門学校の基礎教育の課題を検討した。看護専門学校の基礎教育を修了し,入職直前の学生を対象に,キャリア展望やレディネスの実態を捉える質問紙調査およびインタビュー調査を実施した結果,全体的に性別を意識して進路決定している者が多い傾向にあった。また,仕事と同時に生活も重視し,経済的な安定も含めたワーク・ライフ・バランスに高い価値を置くが,将来設計の計画性は不足していた。そして,古典的性別役割志向と家事・育児優先志向は,これら2つに対して抑制的に作用しており,性別役割意識が強いほどキャリアの選択・決定やその後の人生設計に困難を及ぼす可能性がうかがえた。以上から,看護専門学校の基礎教育では,生涯にわたるキャリアという視点で自己の人生を主体的に考えることが可能となるような「抵抗」の支援と充実が重要である。}, pages = {77--90}, title = {生涯にわたるキャリアの形成に向けた看護基礎教育の課題 : 看護専門学生の調査を基に}, volume = {71}, year = {2020} }