@article{oai:hokkyodai.repo.nii.ac.jp:00006914, author = {細谷, 一博}, issue = {1}, journal = {北海道教育大学紀要. 教育科学編}, month = {Aug}, note = {本研究では,北海道内の全ての小学校知的障害特別支援学級の担当者を対象に交流及び共同学習の実施状況及び,教科交流の決定主体と参加している児童の様子を明らかにし,特別支援学級で行われている交流及び共同学習に児童の意見を反映させることの可能性と意義について検討することを目的とした。その結果,日常交流,行事交流,教科交流のいずれの交流形態も高い割合で実施されている事が明らかとなった。その中でも日常交流の実施においては,地域間で有意な差が見られた。また,教科交流の実施決定は教師主体で行われており,児童が関与していない現状が明らかとなった。さらに教科交流に対する児童の様子では,多くの児童が喜んで実施している一方で,一部の児童で,喜んで実施していない現状も明らかとなり,教科交流の内容や方法の決定に関与していない場合に多い傾向があることが示唆された。今後は,特別支援学級児童が交流及び共同学習の実施に関与できる方法の検討が必要である。}, pages = {141--148}, title = {小学校の知的障害特別支援学級における交流及び共同学習に関する交流内容の決定と児童の参加状態に関する調査研究}, volume = {71}, year = {2020} }