@article{oai:hokkyodai.repo.nii.ac.jp:00006915, author = {千賀, 愛}, issue = {1}, journal = {北海道教育大学紀要. 教育科学編}, month = {Aug}, note = {本研究は1889年9月に米国シカゴの移民・貧困地区で開設されたセツルメント活動の拠点であるハル・ハウスを対象に,貧困問題や健康問題を抱えた特別なニーズのある子どもの余暇活動やスポーツを中心とする身体活動がどのように展開されていたのかを明らかにすることを目的とした。分析対象とした期間は1890年から1907年であり,ハル・ハウスの会報や会計資料などを検討した。初期には身体訓練を中心とする体操が行われていたが,徐々にバスケットボールやスケート,室内野球や陸上競技へと身体活動の幅が広がり,ダンスや演劇の活動も展開されていた。また体操やスポーツ活動が当初は男性に限定されていたが,女性や学齢児の女子を対象とするクラスも開設され,幅広い年齢・性別から参加できるようになっていた。またバスケットボールの試合では地域のチームと試合を行うなど,スポーツを通じた同世代の交流の機会を生み出していた。}, pages = {149--161}, title = {ハル・ハウスにおける特別なニーズのある子どもの余暇・身体活動の展開(1890-1907)}, volume = {71}, year = {2020} }