@article{oai:hokkyodai.repo.nii.ac.jp:00006920, author = {石井, 洋}, issue = {1}, journal = {北海道教育大学紀要. 教育科学編}, month = {Aug}, note = {本稿では,児童の学力を捉えるための評価方法の一つであるペーパーテストに焦点を当て,現在我が国の小学校で用いられている業者テスト,標準式学力テスト,全国学力・学習状況調査を取り上げて分析した。旧来,ペーパーテストは,学習に向かわせるための動機づけや,学習結果を把握する資料として用いられ,信頼性や妥当性が高い評価方法である。それは,「知識・技能」を測定するためには問題なく使用でき,便利なものであるが,「思考・判断・表現」を測定する上で,テストによって評価できる範囲の限界があることが明らかとなった。特に,全国・学力学習状況調査においては,現実的な問題状況を設定するための詳細な文脈の説明から読解力の影響が考えられること,正誤の二分法で評価することによる思考力・判断力・表現力の深浅さが判断できないこと,ICTを含むツールの活用ができないことといった制限があることを課題として提示した。}, pages = {213--225}, title = {算数科の学習評価におけるペーパーテストの可能性と限界に関する一考察}, volume = {71}, year = {2020} }