@article{oai:hokkyodai.repo.nii.ac.jp:00007028,
 author = {松下, 裕幸 and 北村, 博幸},
 issue = {1},
 journal = {北海道教育大学紀要. 教育科学編},
 month = {Aug},
 note = {本研究では，まず，学校教育において手続的説明文を適切に評価するための分析的評価の観点を明らかにした。次に，明らかになった分析的評価の10の観点の有効性を検証した。大学生33名を対象に，説明書（マニュアル文）を産出する課題を実施し，分析的評価と総合的な印象評定を行った。評価においては，分析的評価の10の観点と総合的な印象評定の計11の観点を用いた。重回帰分析の結果，「表記」「文法」「句読点」「例示」「内容構成」「一貫性」「説明力」「客観性」の8つの分析的評価の観点で有意差があることが示された。また，偏相関分析の結果，「表記」と「例示」，「内容構成」と「一貫性」との間に有意差があることが示された。これらのことから，分析的評価の10の観点は，大学生の手続的説明文を評価する包括的な観点とみなせることが示唆された。また，「一貫性」「説明力」「客観性」は，手続的説明文における重要度の高い評価の観点であることが示唆された。},
 pages = {119--133},
 title = {手続的説明文における分析的評価の10の観点の有効性の検証 : 分析的評価が総合的な印象評定に及ぼす影響},
 volume = {72},
 year = {2021}
}