@article{oai:hokkyodai.repo.nii.ac.jp:00007035, author = {亀田, 崇仁 and 早勢, 裕明}, issue = {1}, journal = {北海道教育大学紀要. 教育科学編}, month = {Aug}, note = {研究目的は,通常授業における集団思考での本時の目標達成に繋がる考えが共有されていない子どもを共有させる教師の発問と,その発問の用い方の提案である。授業の発話プロトコルをもとに本時の目標達成に繋がる考えが共有されていない子どもが共有された状態へと変容した過程に焦点化し,分析した。研究成果は3点ある。①子どもの考えを共有させる発問に,考えの解釈を促す発問(How),解釈する上で困難となっている部分を問う発問(What),その考えのよさを問う発問(Why)の3つがある。②発問の順序性は,How→What→Whyが有効である。③「本時の目標達成に繋がる考えの一部または全部を全体に示した後にHow発問を用いる」「解釈する上で困難となっている部分を子どもから聞き出し,それをもとにWhat発問を用いる」「How→Whatで考え方の共有が図られた後に,その考えのよさについて共有したい場合にWhy発問を用いる」のがタイミングとして有効である。}, pages = {217--230}, title = {数学的活動における子どもの考えを共有する方策に関する研究 : 考えの共有を促す教師の発問に着目して}, volume = {72}, year = {2021} }