@article{oai:hokkyodai.repo.nii.ac.jp:00007093, author = {蔦森, 英史 and 木村, 叶実}, issue = {2}, journal = {北海道教育大学紀要. 教育科学編}, month = {Feb}, note = {これまで発達性読み書き障害(DD)には音韻処理の欠陥が関与することが知られている。 一方,短時間で複数の文字列を同時に処理することが困難な視覚的注意スパン(VAS)欠陥 仮説が新たに提唱されている(Valdois, 2003)。この欠陥が視覚的要因に起因するかZiegler(2010)によって検証された。その結果,文字など音韻化が可能な刺激のみでDD児群の成績 が低下し,非言語的刺激の場合には典型発達(TD)児群との有意差は認められなかった。そのためVASの欠陥は音韻的な欠陥を反映したものであると批判された。本研究はZiegler(2010)の追試を大学生に行なった。その結果,文字と非言語的刺激の双方で大学生の正答率がチャンスレベルである可能性を棄却できなかった。刺激数を5つから3つに変更して難度を下げた場合,チャンスレベルを超える正答率が示された。以上のことからZiegler(2010)の実験は難度が高すぎ,児童用実験として妥当ではない可能性が考えられた。}, pages = {37--44}, title = {同時呈示する刺激数が部分報告法の難度に及ぼす影響― 大学生を対象とした強制選択課題による検討 ―}, volume = {72}, year = {2022} }