@article{oai:hokkyodai.repo.nii.ac.jp:00007097, author = {巻口, 恵理子 and 北村, 博幸 and 三上, 清和}, issue = {2}, journal = {北海道教育大学紀要. 教育科学編}, month = {Feb}, note = {本研究では,CHC理論に基づくXBA(Cross-Battery Assessment)アプローチに関する研究を整理し,現状と課題を考察した。WISC-Ⅳ,KABC-Ⅱの2種類の知能・認知検査の組み合わせにDN-CASを加えたXBAアプローチに関する研究が始まっている。XBAアプローチによって,各検査の下位検査をCHC理論という知能理論で捉えることができ,単一の検査の実施・解釈に比べて心理学的に信頼性が高く,広範的能力についてより詳細な情報が得られることが明らかとなった。課題として,研究によって広範的能力とそれに対応する下位検査の分類が異なること,広範的能力とそれに対応する下位検査の能力との関連性が不明確なまま提案されていること,アセスメントの結果を統計的に分析する方法が確立されていないこと,広範的能力に対応するDN-CASの下位検査に関して統計的な根拠が示された分類が少ないこと, WISC-Ⅳ,KABC-ⅡにDN-CASも解釈に加えた事例は2件のみであるということの5点が挙げられた。}, pages = {89--102}, title = {XBAアプローチに基づくアセスメントの現状と課題}, volume = {72}, year = {2022} }