@article{oai:hokkyodai.repo.nii.ac.jp:00007101, author = {菅沼, 純治 and 菅原, 大 and 谷地元, 直樹}, issue = {2}, journal = {北海道教育大学紀要. 教育科学編}, month = {Feb}, note = {確率の内容が第1学年と第2学年に分割されるとともに,全国学力学習状況調査等では,多数回の試行によって得られる確率の意味の理解が不十分であると指摘されている。 学習指導要領の改訂を受け,本単元の指導内容を理解するとともに,授業のあり方を見直す必要がある。 一方で,数学の授業の進め方は,教師の数学観や授業観によって違いが生じる。そこで,第2学年の「確率」の第1時(同様に確からしい)の比較授業を通して,授業が異なる要因を分析・考察することで,「同様に確からしい」の指導のあり方を検討することを目的して研究を進めた。 9名の教師による「同一授業(指導場面,本時の目標,扱う題材のみを同一)」を行い,顕在化された授業の分析・考察を通して,教師自身の統計的確率を求める必要性にばらつきがあること,統計的確率と数学的確率の理解に違いが見られることがわかった。また,「同様に確からしい」の指導においては,多数回の試行を行うこと,正しくできたさいころと正しくできていないさいころとを比較すること等の重要な活動を見いだすことができた。}, pages = {143--153}, title = {第2学年確率「同様に確からしい」の授業改善の検討― 9名の授業者による「同一授業」の比較を通して ―}, volume = {72}, year = {2022} }